トップページ > 「ちがい」を考える
こんにちは。鎌田です。
先日、小学生のAさんから、次の問題の解き方を質問されました。
すこし複雑な「倍数算」の問題です。でも、説明を聞けばAさんはこの問題を解くことができるでしょう。
まず、次の問題をAさんに解いてもらうことにしました。
もっとも基本的な「倍数算」の問題です。
Aさんは、スラスラと解くことができました。
基本的な解き方は、しっかり理解できています。
「さっきの問題とどこが違うのかな?」
質問すると、Aさんはすぐに答えてくれました。
「500円少ないところ。」
「じゃあ、ちょうど2倍だったらできそうだね。」
私の言いたいことは、しっかり伝わったようです。Aさんはみごとに問題を解くことができました。
「解ける問題とのちがいは何か?」
Aさんは自分できちんと考えて答えを求められました。説明を聞くよりも、ずっと強く記憶に残ったことでしょう。
条件を1つ加えるだけで、文章題は難しくなってしまいます。
「解ける問題とのちがい」を考える習慣が身につくような指導を心がけたいと思います。
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