こんにちは。
光の泉本校校長の高橋です。
塾講師になって2年目のことでしたから、ずいぶん前のことになりますが、今でも忘れられない思い出があります。
当時、中3を対象とした発展講座の理系科目を担当していて、その日は滝高校の過去問題に取り組んでいました。そのなかに「階段を一歩で、一段または二段のいずれかで上がるときの上がり方の総数」をテーマとする問題がありました。その解説をしているときに、岐阜県の入試でも出題された「あるスペースに幅1または幅2の物体を置くときの置き方の総数」をテーマとする問題をふと思い出し、紹介しました。一見、まったく異なる問題のようですが、どちらも高校で学習する「フィボナッチ数列」というテーマに関するものだったからです。
多くの生徒が興味津々といった様子で、熱心にその話を聞いてくれ、その後のいくつかの問いかけにも積極的に答えてくれました。授業終了時、良い手ごたえは感じていたものの予想はしていなかった言葉がある生徒の口から飛び出しました。
塾講師になったばかりの私にとって、非常にうれしい言葉でした。これからもがんばって「もっとおもしろさを伝えたい」という気持ちになれました。
あの日からすでに10年以上が経ちましたが、今もなおただ解けるように指導するだけではなく、「算数・数学のおもしろさ」を少しでも多く伝えていく授業を心がけています。そしてこの初心をずっと忘れずに持ち続けていきたいと思っています。
本日より、土曜講座「土スク」がスタートします。
「岐阜高校に上位で合格したい」、「難関私立高校に挑戦したい」と考えている中1・2の方にお勧めの講座です。
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