トップページ > R4公立入試(英語)を振り返って
こんにちは。
光の泉北校校長の松永です。
先月中旬から令和4年度公立高校入試の成績概要が閲覧できるようになりました。
(※岐阜県教育委員会のHPよりご覧いただけます。)
そこで、改めて昨年度の入試を振り返ってみました。
今回は、英語において「とくに正答率の低かった問題」を2問取り上げてみようと思います。
〇正答率の低かった問題その1⇒会話文の並べかえ(正答率27%)
まずはこちらの問題をご覧ください。
興味のある方は解いてから、答えを確認してみてください。正解は以下の通りです。
この問題を正解するためのポイントは、次の2つです。
① There is ~. :「~がある」の疑問文が作れること。
➁ 名詞「anything」を形容詞節「I can do for you」が修飾(後置修飾)する文を作れること。
〇正答率の低かった問題その2⇒条件英作文(正答率28%)
続いてこちらの問題をご覧ください。
こちらの問題もぜひ解いてみてください。正解は以下の通りです。
この問題を正解するためのポイントは、以下の2つです。
① 「for a long time」に注目し、現在完了形(継続用法)の文を作れること。
➁ be interested in〜 :「~に興味がある」という熟語表現が書けること。
〇まとめ
今回取り上げた問題もそうですが、正答率の低い問題には「正解するためのポイントが複数ある」という共通点があります。英語に限ったことではありませんが、入試問題は1つの知識や方法だけで解ける問題は多くありません。中学3年間で学ぶさまざまな範囲から厳選されたポイントが組み合わされた問題が出題されます。
光の泉では、こうした入試問題の傾向を踏まえ、幅広い知識やいくつかの方法が必要とされる問題に、英語・数学を中心に日頃から取り組んでいます。つまり、「正答率が低くなる問題こそ、他に差をつけるチャンス問題」と位置づけた指導をおこなっています!
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